「LIAR GAME アニメ どこまで」──2026年春に初のTVアニメ化を果たした本作は、原作漫画全19巻という長大なストーリーを抱えています。全24話・連続2クールで描かれるアニメが、原作のどこまで進むのか。その答えを知りたい人の本音は、おそらくこの3つに集約されます。
- 「2クールで原作19巻分すべて消化できるのか、それとも途中で切られるのか」
- 「2007年の実写ドラマ版とアニメ版の範囲は違うのか」
- 「アニメの続きを原作で読むなら何巻から手に取ればいいのか」
マッドハウス制作・佐藤雄三総監督という布陣は、『逆境無頼カイジ』『闘牌伝説アカギ』と同じ「福本伸行系ギャンブル作品」の王道ラインそのもの(出典:マッドハウス公式WORKS)。過去作のペース配分から逆算すると、24話で原作全19巻を消化する可能性は低く、区切りのいいポイントが見えてきます。
本記事では、原作との精密な対応マップ、監督の過去作から読み解くペース配分、そしてアニメ完走後に原作で続きを読む場合の最適スタート位置と電子書籍4ストア比較まで、事実と行動提案をセットでまとめます。
※本記事は2026年5月時点の情報に基づきます。原作の重大なネタバレは最低限に留めています。
LIAR GAMEアニメは原作何巻まで?結論と早見表
結論はざっくり3つ。①アニメ全24話=原作9巻(第4回戦・本選前半)あたりまでと予想/②現時点(第7話)で原作3巻の敗者復活戦に到達/③原作は全19巻完結済みで、アニメ後の続きは10巻からです。
とくにLIAR GAMEは「ゲームごとに巻数消費が違う」構造が特徴で、序盤の第1回戦は2巻で完結する一方、中盤以降のゲームは3〜4巻を使う密度の差があります。この非均一なペース配分が、到達点予想を面白くしている要因です。
各ゲーム(ラウンド)と原作巻数の対応を1枚の表で整理します。
| ゲーム(ラウンド) | 原作巻数 | 話数目安 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 第1回戦(1億円ゲーム) | 1巻 | 1〜7話 | ナオとアキヤマの出会い・詐欺師との1対1 |
| 第2回戦(少数決ゲーム) | 2巻 | 8〜17話 | 22人の多数決サバイバル・「X」の正体 |
| 敗者復活戦(リストラクチャリング) | 3巻 | 18〜28話 | 投票で脱落者を決めるリストラゲーム |
| 第3回戦(密輸ゲーム) | 4〜6巻 | 29〜59話 | チーム戦・横谷登場・金の密輸駆け引き |
| 敗者復活戦II(ロシアンルーレット+ポーカー) | 7〜8巻 | 60〜82話 | 1対1の復活マッチ3本勝負 |
| 第4回戦・予選(24連射ゲーム) | 8〜9巻 | 76〜95話 | 24連射ジャンケン形式の予選 |
| 第4回戦・本選(天使と悪魔ゲーム) | 9〜13巻 | 95〜138話 | 大規模チーム戦・LGT事務局の思惑 |
| 敗者復活戦III+第5回戦 | 14〜19巻 | 139〜最終話 | 感染ゲーム・最終決戦・LGTの真実 |
原作は2015年に全19巻で完結。累計発行部数は公式発表で700万部以上を記録しています(出典:集英社)。アニメ化を機にLINEマンガ等で全話無料公開キャンペーンも実施され、新規読者が急増している状況です。
アニメ第7話時点の到達位置と精密対応
2026年5月放送の第7話「敗者復活」は、原作3巻冒頭の敗者復活戦(リストラクチャリングゲーム)に対応しています。第2回戦・少数決ゲームの決着を受けて、敗者たちが再起をかけるターニングポイントです。
つまりアニメ7話で原作3巻に突入したペースは、1話あたり原作約2.5〜3話(約0.4巻)の消化速度。これは後述する佐藤雄三総監督の過去作『カイジ』と非常に近いテンポ感で、心理戦の間(ま)を大事にする演出が反映されています。
第1回戦〜第2回戦のアニメ進行ペース
第1回戦(1億円ゲーム)はアニメ1〜3話で原作1巻分を消化。ナオがアキヤマに助けを求め、フクナガとの対決を経て第1回戦を突破するまでが丁寧に描かれました。
第2回戦(少数決ゲーム)はアニメ4〜6話で原作2巻の約10話分。22人から始まる少数決の緊張感を、マッドハウスらしいカメラワーク──特に投票シーンのスローモーション演出と、暗転からの結果発表カットが印象的でした。
このペースが維持されると仮定すると、24話で原作約9巻分に到達する計算です。
アニメ独自の演出と原作からの変更点
注目すべきは、アニメ版では原作のモノローグの一部が映像演出に置き換えられている点です。原作ではナオの内心が長文で語られるシーンも、アニメでは表情のクローズアップと菅野祐悟の劇伴で代替しています。音響監督・小泉紀介の設計で、心理戦の「静寂」の使い方が原作と異なる体験になっています。
なぜ原作9巻あたりで区切ると予想するのか
佐藤雄三総監督は『逆境無頼カイジ』1期(全26話)で原作13巻分、『闘牌伝説アカギ』(全26話)で原作8巻分を映像化した実績があります。この換算レートがLIAR GAMEにも適用されると見るのが妥当です。
マッドハウスという制作会社の「ギャンブル・心理戦アニメ」の座組としては過去最強クラス。佐藤雄三×マッドハウスは、カイジ(2007年)、カイジ2期(2011年)、アカギ(2005年)と3度の実績があり、心理描写を丁寧に尺を取って描く傾向が一貫しています。
佐藤雄三の過去作ペース配分
| 作品 | 話数 | 原作消化巻数 | 1話あたり巻数 |
|---|---|---|---|
| 闘牌伝説アカギ | 全26話 | 約8巻分 | 約0.31巻/話 |
| 逆境無頼カイジ 1期 | 全26話 | 約13巻分 | 約0.50巻/話 |
| 逆境無頼カイジ 2期 | 全26話 | 約13巻分 | 約0.50巻/話 |
| LIAR GAME(予想) | 全24話 | 約8〜10巻分 | 約0.33〜0.42巻/話 |
LIAR GAMEはカイジよりもモノローグが多く、心理戦の「考えている時間」の比重が高い作品です。アカギ寄りのペース(0.3巻/話前後)になる可能性が高く、24話で8〜10巻程度と予想します。
原作の構造的な「区切り」候補
原作9巻は第4回戦・予選(24連射ゲーム)の決着と、第4回戦・本選(天使と悪魔ゲーム)の導入部にあたります。このポイントでの区切りが有力な理由は3つあります。
- 物語の転換点:第4回戦本選からLGT事務局の目的が明らかになり始め、物語のフェーズが変わる
- キャラクターの成長:ナオが「騙されるだけの少女」から「自分の意志で戦う人間」へ覚醒する節目
- シリーズ構成・浦畑達彦の傾向:浦畑氏は『MONSTER』『PLUTO』等でも物語の転換点で区切る構成を得意としている
個人的には、9巻ラストの「天使と悪魔ゲーム」序盤の緊迫した引きで1期を終えるのが、2期への期待値を最大化する戦略として理にかなっていると読んでいます。
タイプ別 LIAR GAMEの楽しみ方ガイド
LIAR GAMEの楽しみ方は視聴者タイプで4分岐。①アニメ未視聴勢/②アニメ視聴中/③アニメ完走後に続きが気になる勢/④原作既読でアニメとの違いを確認したい勢、それぞれに最適な入り口があります。
特に③の「アニメ完走→原作で続き」層が最もボリュームゾーンだと予想されます。2007年の実写ドラマ版でも、ドラマ終了後に原作売上が急伸した経緯があり、アニメ版でも同じ現象が起きるはずです。
①アニメ未視聴勢:まずは配信で1〜3話を
テレビ東京系列・BSテレ東で毎週月曜深夜24:00放送。見逃し配信はTVer、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVなど主要プラットフォームで視聴可能です。第1回戦(1〜3話)だけで作品の温度感がわかるので、合う合わないの判断が早い作品です。
②アニメ視聴中:原作と並走する場合の注意点
アニメ放送中に原作を並走読みする場合、アニメより1巻先まで読む程度が心理戦の緊張感を保てるラインです。先を読みすぎると「答えを知った状態で謎解きを見る」状態になり、アニメの演出効果が半減します。
③アニメ完走後:続きは原作10巻から
アニメが9巻まで描く場合、続きは原作10巻からスタート。ただし9巻ラストと10巻冒頭は数ページ重複する可能性があるので、9巻の最終話も確認しておくとスムーズです。アニメ未収録の残りは10巻分(10〜19巻)。完結済みなので、一気読みが可能です。
④原作既読勢:アニメ独自演出に注目
原作を読んだ上でアニメを観る場合の注目ポイントは「音」です。菅野祐悟(『ジョジョの奇妙な冒険』『PSYCHO-PASS』)の劇伴が心理戦にどう色を付けるか。特に少数決ゲームの投票結果発表シーンは、原作にはない「間」の演出が追加されています。
実写ドラマ版との範囲比較
2007年のフジテレビ版実写ドラマ(戸田恵梨香・松田翔太主演)は、Season 1(全11話)で原作1〜6巻の第3回戦・密輸ゲームまで、Season 2(全9話)で第4回戦以降を描きました。劇場版2本を含めると、原作13巻あたりまでをカバーしています。
アニメ版は実写版と比較すると、以下の違いが予想されます。
| 比較項目 | 実写ドラマ版(2007-2012) | アニメ版(2026) |
|---|---|---|
| 制作 | フジテレビ | マッドハウス |
| 話数 | S1全11話+S2全9話+劇場版2本 | 全24話(連続2クール) |
| 原作カバー範囲 | 〜約13巻(劇場版含む) | 〜約9巻(予想) |
| ペース | 1話あたり約0.6巻(駆け足) | 1話あたり約0.3〜0.4巻(丁寧) |
| 省略・改変 | 一部ゲームの簡略化あり | 原作準拠の丁寧な映像化 |
実写版は尺の都合でゲームルールの説明を圧縮していた部分がありましたが、アニメ版はマッドハウスの得意とする「解説パートの映像化」が強みです。カイジの「ざわ… ざわ…」に相当する演出が、LIAR GAMEでどう表現されるかが見どころです。
アニメの続きを原作で読むなら10巻から:4ストア最安比較
アニメ完走後に原作で続きを読むなら、開始位置は原作10巻から。アニメ未収録の残りは10巻分(10〜19巻)で、電子書籍なら初回クーポン活用で大幅に費用を抑えられます。
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10巻分の合計コスト試算
原作1巻あたりの電子書籍定価は528円(税込)。10巻分の定価合計は5,280円です。ただし初回クーポンを使えば実質負担を大きく減らせます。
全19巻を最初から読みたい場合は、定価合計10,032円。DMM Booksの初回90%OFFクーポン(上限あり)を使えば、最初の数巻を大幅割引で入手できます。
4ストア比較表(2026年5月時点)
| ストア | 初回クーポン | 10巻実質負担目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| DMM Books | 初回90%OFF(上限あり) | 約3,500〜4,000円相当 | まとめ買い最安狙い |
| コミックシーモア | 初回70%OFF | 約4,000〜4,500円相当 | キャンペーン頻度が高い |
| Renta! | 話単位レンタル可 | 巻単位より安い場合も | 続きの1巻だけ確認したい人 |
| コミック.JP | 30日無料お試し | 定額読み放題 | 他の漫画も大量に読む派 |
アニメ完走後の最適な読み始め位置
アニメが第4回戦・予選まで描いた場合、原作10巻は第4回戦・本選「天使と悪魔ゲーム」の本格始動から。アニメ最終話と10巻冒頭は数ページ重複する可能性がありますが、重複部分はアニメとの演出比較として楽しめます。
10巻以降のLIAR GAMEは、物語の核心──LGT事務局の真の目的と、ナオの「正直さ」がゲーム全体にどう影響するか──に踏み込む展開で、前半とは読み味が変わります。個人的には10巻からの後半こそがLIAR GAMEの本領で、「嘘と信頼」の哲学が最も色濃く出る部分です。
2期の可能性と原作ストック
原作は全19巻完結済み。アニメが9巻まで描いた場合、残りストックは10巻分。2期制作に十分な原作量が確保されています。
2期実現の判断材料を整理すると、以下の3要素がポイントです。
配信実績と海外需要
LIAR GAMEは「デスノート」「カイジ」と同じ「頭脳戦・心理戦」ジャンルで、海外(特にアジア圏)での需要が高い作品です。韓国では実写リメイク版が制作されるなど、IPとしての国際的な認知度は高く、Netflix・Crunchyroll等での配信実績が2期判断の大きな材料になります。
原作完結済みのメリット
原作が完結している作品は、制作側にとって「ゴールが明確」という大きなメリットがあります。全19巻を2期(+場合によっては3期)で完結させる計画を立てやすく、マッドハウスの過去作でも完結済み原作のアニメ化は高い完走率を示しています。
佐藤雄三×マッドハウスの継続実績
カイジは1期(2007年)→2期(2011年)と4年のインターバルで継続。同じ座組のLIAR GAMEも、1期の反響次第で2期制作は現実的です。原作の第4回戦・本選〜最終回(10〜19巻)は物語の核心部分であり、ここを映像化しないのは商業的にも勿体ない判断です。
私のおすすめ:LIAR GAMEの並走読みプラン
個人的には、アニメ視聴中は「アニメの1話先」だけ原作で読んでおく並走スタイルが、心理戦作品としての緊張感を最大化できると考えています。アニメで描かれるゲームのルールを先に原作で把握しておくと、アニメの「演出の意図」に集中できるからです。
LIAR GAMEは、読者・視聴者がアキヤマと一緒に「騙し合いの構造」を考える体験が核。その体験を二重に味わえるのが並走読みの魅力です。
並走読みのおすすめペース
- アニメ放送週に原作1巻ペース → 24週で全19巻を余裕をもって完走
- 先読みしすぎない:アニメの最新話+1巻まで(心理戦のネタバレ防止)
- アニメ完走後の一気読み:10〜19巻の10巻分 → 1日2巻ペースで5日間
こんな人におすすめ
- 2007年の実写ドラマ版を観た経験があり、アニメとの違いを比較したい人
- 「カイジ」「アカギ」「デスノート」系の頭脳戦作品が好きな人
- アニメ完走後の「続きが気になるロス」を先回りして回避したい人
逆に「アニメだけで完結したい派」は、並走読みせずにアニメ完走を待つのも選択肢です。LIAR GAMEは心理戦の「初見の驚き」が価値の大部分を占めるので、ネタバレなしでアニメを楽しむ方が得をする場面もあります。
まとめ:LIAR GAMEアニメは原作9巻あたりまで・続きは10巻から
本記事のポイントを最後に整理します。
- LIAR GAMEアニメは全24話・連続2クール。原作9巻(第4回戦・予選〜本選序盤)あたりまでと予想
- 現在(第7話)は原作3巻・敗者復活戦(リストラクチャリングゲーム)に到達
- 佐藤雄三総監督の過去作(カイジ・アカギ)のペース配分から逆算した予想
- 実写ドラマ版(2007年)はS1+S2+劇場版で約13巻分、アニメ版はより丁寧なペース
- 続きを原作で読むなら10巻スタート・10巻分の最安はDMM Books初回90%OFF
- 原作全19巻完結済み → 2期制作の原作ストックは十分
- 並走読みなら週1巻ペースで24週完走、アニメ完走後の一気読みなら5日間
LIAR GAMEは「嘘をつくゲーム」の中で「正直であること」の価値を問い続ける、稀有な構造を持った作品です。アニメでその構造がどう映像化されるか、そしてアニメ後の原作で物語がどこに着地するか──その両方を体験できるのが2026年の醍醐味です。
出典・参考リンク
- TVアニメ「LIAR GAME」公式サイト:https://www.liargame-anime.com/
- テレビ東京アニメ公式:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/liargame/
- マッドハウス公式WORKS:https://madhouse.co.jp/works/tv_liargame/
- 集英社ヤングジャンプ公式:https://ynjn.jp/title/142
- コミックナタリー:https://natalie.mu/comic/anime/1474
- Wikipedia「List of Liar Game chapters」:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Liar_Game_chapters
- アニメイトタイムズ:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1755929711
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